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ベットの中でネコ漫画

Kotoraは海外生活者ですが、日本の本も数は多くはないですが、それなりに持っているんです。なかでも貴重なのは漫画。癒しの漫画。先日の「猫とお絵かき」の茶道具さんへのコメント返しで気がつかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、好きなマンガはあほみたいに何回も読んでます。せりふ暗記できるくらい。(例: 動物のお医者さん)
昨年、一昨年は例年にない円安ユーロ高でございまして…それを利用して、最近人気のネコ漫画をお取り寄せしてみました。本は結構海外発送してくれるんですよね~。(他の商品はあんまりしてくれない)
まず最初にはまったのは超有名な。

きょうの猫村さん 1 (1) (マガジンハウス文庫 ほ 1-1) /ほし よりこ

お友達にかしてもらって。何回も何回も読みました。
昭和のかおりが…。
小虎によく「ねこむらさんみたいにそうじして~」って言ってます。(美梅には言わない。してくれなさそうだから。)
がんばれわたし!のフレーズも好きです。
そして去年、偶然ネットサーフィンしてて見つけたこれ。いまや超有名になられた。

くるねこ/くるねこ大和


オンラインでも熟読。本でも再読。ヘビーにはまってしまいました。
どの方がスキって…よく話題に上がってますが。
うーん。私はこぼちゃん。うーん。みなさん好き。
日本ではサイン会などもされている模様。東京なのでいずれにしろ行かれませんが。
実際にお会いしてみたいです…。
ネコ雑誌を読んでいて、見つけたのがこの作品。超ヒット!

ウチのハナちゃん/松本 英子


「いぬねこまんが」のりりぃさんも紹介されていて、おおおおお!!!と叫んでしまいました。(PCの前で)
(りりぃさん紹介する本がけっこうかぶってごめんなさい。)
これ、めちゃめちゃ面白かったです!こんな傍若無人な自己主張のはっきりしたネコちゃんもいるんだな~と。
最後のほうについているエッセイも面白くて。あー電車の中で読まなくってよかった!って思いました。
そして最近良さが分かってきたのが。

綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)/大島 弓子


お友達に貸してもらって、ファンタジー音痴なKotoraは実は意味があんまり良く…分からなかったんですが。美梅もらってきて、よーく意味がわかったような気がしました。
小さなネコの女の子。こういうふうに考えてるんですね~。こういうふうに世界を見てるんですね~。
いつか、自分でもお取りよせして持っておきたい一品です。
そして

グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)/大島 弓子

をお友達にいただいたんですが。映画が見たい~。
ドイツの映画館ではやらんやろうな~。うーん。
まじでDVDをお取りよせしようかどうか考え中。
そしてこんなのもあります。
トラさんウメさんの日常
Erin Hunterというヒトの「WARRIORS The Lost Warrior」。
アメリカの青少年ファンタジー物らしいです。もともとは、何冊もあるシリーズものらしいんですが、マンガじゃなくて本なんです。
アメリカに行ったときに、偶然本屋で見つけて。なんやこれ~って思って手に取ったら、わりと絵もそんなにアメリカ漫画ちっくな劇画じゃなくて、気に入ったので、買ってみました。
日本語にもドイツ語にも訳されていないので、英語の勉強になるかも。というよこしまな野望もあって。(ならない!)
冒険物なんですが。ちょっとずつしかマンガとして出版されてなくて、続きが気になってるところです。
と。みなさんもおそらくすでにご存知なのではという、有名どころの紹介となりました。
ベットの中でネコ漫画読みながら眠りにつく…。
Kotoraの至福の時間でございます。
みなさんこれは!というネコ漫画ありますか?
これはもっとくべき!みたいな。
あったら是非おすすめの作品を教えてください!

ステキなネコ絵本

こちらに来てから、日本帰国時以外は日本語の本をもっぱらネットで購入しています。ネットで本を探すとき、「ネコ」という言葉を入れて検索してみたりする。最近、ものすごくたくさんネコ本が出てきていてうれしい。昔はそんなことなかったような気がする。Kotoraが小学校のときなどは、ネコ派はとっても少数派だった。(Kotoraの周りだけ?)イヌ派のほうが多かった。
それはともかく、ネットで本を見ているときに、ステキな絵本を見つけたんです。

ポテト・スープが大好きな猫/T. ファリッシュ


文字通り、ポテトスープが大好きな、ネコと一緒に暮らすおじいさんの話。描かれているネコが茶虎腹白なのもKotoraが親近感を覚えた所以ですが、この絵本、村上春樹訳なんです。
以前にも村上春樹訳の「飛び猫シリーズ」を取り上げてみました。(その記事へ
どうやって村上春樹氏がこんなステキなネコ絵本を見つけ出してくれたのか?さすが、ネコ好きで有名なだけあるなと思いました。もっともっと、世界中のネコ本を翻訳してもらいたいな~と思いました。
すーんと心に響くお話です。素朴なんですが、じーんと来ます。大人の絵本です。
この年になっても、ネコがお題であれば、このように絵本や児童書もとりえず読んでみてしまいます。
数年前に日本の本屋で見つけた、これもステキなお話がこれ。

カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)/ルイス・セプルベダ


怪我をして港の町にたどり着いたカモメのお母さんが、ネコのゾルバにたまごを託します。ある3つの約束をして…。
買ってから知ったのですが、ドイツの話でした。港の町、ハンブルクが舞台なんです。
"Wie Kater Zorbas der kleinen Möwe das Fliegen beibrachte" Luis Sepulveda
DVDのアニメにもなっていて、たまたまテレビでやっているときに見ました。DVDのほうは子供向けでしたが、お話のほうは大人でも十分楽しめると思います。
これもほっこり、感動的なお話でした。
ドイツから、もう一つお気に入りの児童書がこれ。
トラさんウメさんの日常
"Nero Corleona: Eine Katzengeschichte" Elke Heidenreich
ネコ好きのKotoraにお友達がくれた本でした。
Quint Buchholz(クヴィント・ブーフホルツ)という人の絵もとってもステキなんですよ。
ドイツ人夫婦に引き取られたイタリアネコ、ネロのお話。
クールなネコにほれぼれします。
そしてKotoraが子供のときに読んで好きだったお話。
トラさんウメさんの日常
これ、じゃんけんねこ。(佐藤さとる作)ご存知の方いらっしゃいます??
草むらで出会ったネコにじゃんけんを迫られ、勝つと…ネコになって一日ネコとして過ごすというお話でした。
あ~そういえば、これも虎腹白ネコですね。
Kotoraの癒しのネコ本の数々です。

もしもネコの背中に羽が…

文豪には猫好きが多いというようなことを以前の記事(こちら)に書きました。
Haruki Murakamiが文豪かどうか、というより後世に名を残すような作家かどうか、について何年か前にドイツの文芸番組で議論されていました。
個人的には村上春樹、とても好きなので文豪でもそうでなくてもどちらでもいいのですが。
kotoraは「ノルウェーの森」を高校生のときに読んで、単にエッチ…と思っただけでそれ以来村上春樹はなんとなく避けていたのですが。仲の良いお友達に影響されて、彼が訳したレイモンド・カーヴァーを読み、それからジョン・アーヴィングを読み、それから村上春樹自身の作品も徐々に読むようになりました。
村上春樹だけはドイツ語にもほとんど訳されているので、周りの人(特に相方)にも積極的に布教普及活動しています。
村上春樹がネコ好きなのはもう火を見るより明らか(?)ですが。
アメリカの、ネコ関係の素敵な絵本や童話も村上春樹訳で読むことができるんです。
これは最近知ったことなんですが。
例えばこれ。


空飛び猫 (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル・グウィン


この空飛びネコシリーズ

ネコの背中に翼がはえていて、飛べるんですよ!
絵がまたいいんです。ぜんぜん違和感のない翼のあるネコの絵!
原作者のル・グウィンは日本でも映画化された「ゲド戦記」の作者でもあるファンタジー作家です。
kotoraはいまいちファンタジーにはなじめないんですが、このシリーズにはぐっときました。

帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン


素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン


空を駆けるジェーン (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン

と、全部で4つのお話に分かれています。
kotoraはどうしてもこれが読みたくて、最初無理して英語で読んだのですが、いまいちつかみきれず。
後に日本のお友達にこの村上訳をいただくことができ、この作品の奥の深さを理解できたのでした。
村上訳はどうしてもMurakami色が出てしまってそれがいやだ、という人もいるかもしれませんが。
kotoraは村上訳すきです。なんとなく安心感があって。しかも訳者の注釈付です。この注の部分で、村上氏がどうしてこういう訳にしたのか、とかが読めるんです。すごいサービスだと思います。
単なる翼のある猫のファンタジーではないんです。奥が深いんですよ。このお話。
表現も、そしてその訳も、やさしい感じがして気に入っています。
でも実際…小虎や美梅に翼があったら困るでしょうねえ。
あ、でも踏んだり蹴ったりの事故は起きなくなるか。
いやいやそういうことじゃなくて。
小虎なら茶トラ模様の羽?鷹の羽のような立派な羽?
美梅ならハリポタの白いふくろうのような黒い点々のついた白い羽も似合うかも。