今日は特別編です。

あるところにパウリンちゃんという女の子が住んでいました。
ある日、パウリンちゃんの両親が街に出かけて行ったので、パウリンちゃんは一人でお留守番することになりました。
パウリンちゃんは机の上においてあるマッチを見つけて火をつけました。
お母さんがやっていたのを何度も見たから自分でも出来るはず!
と思ったのです。


パウリンちゃんは猫たちの忠告を聞かずにマッチで遊び続けます。
すると、マッチの火がパウリンちゃんの服に燃え移り、しまいにはお家にも火が移ってしまいました。
パウリンちゃんはお家と一緒に灰になってしまいました…。

しばらくすると、どこからともなく不思議な猫が現れました。
その猫は魔法の杖を持っていて…。

なんと、パウリンちゃんを生き返らせてしまったのです!
その様子を見ていた猫たちが後に語ったところによると、
その猫の背中には、美しい羽が生えていたそうです…。

ドイツのハインリヒ・ホフマンというひとの「もじゃもじゃペーター(Der Struwwelpeter)」という作品集の中から「マッチによる悲惨な話(Die gar traurige Geschichte mit dem Feuerzeug)」をお借りしました。
下が原版の絵ですけど。
この作品集の話、全部こんな感じです。
何気にものすごい残酷。
これ、子供向けです。
原版ではパウリンちゃん、生き返りません。
Kotoraが勝手に小虎にお願いして生き返らせちゃいました。
いくら躾のためと言ったって、あまりにも残酷なんですもの。
でも子供達には言わない方が良いのかな?
オバケ、とか霊とか、抽象的な怖い話ってあんまりドイツのKotoraが住んでいる(た)地方にはないんです。
怖い話ってめちゃくちゃ現実的なこんな話ばっかり。
Kotora的には日本のうらめしや~も怖いですけど、
ドイツの超現実的な残酷物語も怖いです…。
灰になったパウリンちゃん囲んで猫が号泣。
しっぽには黒いリボン。
ああシュールすぎてこわい…。
実はこの話、ず~っと以前、Kotoraがブログをはじめた頃にも一回取り上げたことがあるんですけど。
知らない方も多い(の方が多いだろうな)かなと思ってもう一回出しちゃいました。
その時の記事、小虎(シャオフー)のことなんですけど、よかったらどうぞ!(→★)
むぎまるマミーヌさん、ムギ君、楽しい企画、今回もありがとう~!
藍はまだ若すぎるので入会はさせてませんが、そのうちもうちょっと茶色も濃くなると思うので、そしたら入会させたいと思います。今回は友情出演ってことでお見逃しを~!!
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パウリンちゃん・・・・・°・(ノД`)・°・
ほんとシュールだね。
グリム童話とかも実際は怖いもんね~
猫たち、尻尾にリボンつけて、
ハンカチで目頭押えて泣いてるけどさ、
パウリンちゃんに火が移った時にバンザイしてる?
これはビックリってヤツか( ̄∀ ̄)
いや~、凄いわ~~~。
あっ!噂のペンタブですね♪
私のもペンタブでしたよんww
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(;゚д゚)ァ…. ちびっこがイタズラしないように・・・ってこわくしたんだと思うけど・・・ なんだかとってもコワイのにゃあ!
小虎ちゃんが出てきてくれてよかったにゃ!
・・・ってKotoraおねえちゃん? (¬_¬) ジーッ にゃんこは火遊びしないのにゃあ!
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猫関連は怖い話じゃなくて、不思議な話なら経験があるけどなあ。 怖いのは連れてきちゃった話とか、呼ばれた話ならあるよ。 数日前にお客様にしたら本気で怖がられた経験よ。
Kotoraあん、ペンで遊んでますねえ。
美梅ちゃんのお顔で遊び過ぎ! 美猫さんなのに、ランボウが怖がってるではないですか。(笑)
グリム童話も残酷な話がありますよね。
ドイツの童話って教訓的なのかしら。
このホフマンさんって国家の作詞家ですか?
ググったらナチのホフマンさんが出てきてしまいました。 両方ともに反ユダヤだそうで、これもまた怖いわ。
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kotoraっちのブログをさかのぼって見たとき読んだわー
そのときも衝撃だったけど、今回もかなり衝撃@@;
絵はかわいいのに灰になっとるがなー(((゜д゜;)))
こわすぎるしー
意外に残酷な結果になる昔話って多いよね~
でもこれはストレートすぎるわ^^;
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わぁ~
怖いお話だ!でも、小虎くんを登場させてくれたから、なんかホッとしたエンディングになった。
よかった♪
今有名なシンデレラとか白雪姫とかの童話の
「もうひとつのエンディング」みたいなのがあって、それはどれも最後は残酷なものだった・・・
もともと、童話って最初は残酷なものなのかな~。
でも、やっぱり私は、Kotoraさんが作ってくれるような、優しいエンディングがいいな~
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過去記事で見たことがある・・・
ある意味恐い話ですよね。
そしてkotoraさんの、鍋を火にかけっぱなしも
ある意味恐い・・・
最近のガスコンロ、空焚きになると火が消えるようになっているのもあるけど。。。
しかしドイツにはおばけな話が無い、
現実主義なんですねー。
恐い話が無くても涼しいからいいのかなあ・・・
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あはは、ペンタブを思いっきり活用してますね!
夏の怪談話って今思うと日本独特のもののような気がしますね。
何気にものすごい残酷な子供話ってあるある!
特に欧米に多いような気がしません?
現実主義だからなのかしらね・・・?
でも小虎天使が生き返らせてくれるって結末の方が好きだわ~♪
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この本、知ってるー!!
2年前に訪れたフランケン地方のとある博物館に展示してあったのよ。
その内容と、最後に猫が号泣してる絵がかなり衝撃的だったんではっきりと覚えてるの。
相方とも今ちょっとこの話をやったんだけど、子供向けのもっと悲惨な話があるとか言ってるよ。
なんでも、子供がスープを食べなかったから、親指を切られてしまった話とか(汗)。
タイトルはちょっと忘れてるみたいだけど、他にもいろいろ残酷な話があったって今もぶつぶつ言ってる(笑)。
小虎くんがこうやって現れて助けてくれたら本当にホッとする話になるね~^^
小虎くん、ありがとう!
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肝試しイベントにご参加いただきありがとうございました!
童話とか元は残酷だとよく聞きますもんね~。
やっぱり最後は救いがないとなんかいやだなぁ。
まぁ、分かるんだけど現実的すぎるのもなぁ。
ある意味怖いですよね~
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ヴ~ン…この絵が怖い…ヽ(;´Д`)ノ
子供向けの絵本なんですね。
シュールだわ~。
でも、さすが小虎君~!
良かったです♪
美梅ちゃんと藍君もたくさんの涙を流して、小虎天使を呼んだのかな( ´艸`)
ペンタブレット、使いこなしてますね!
マッチ一本火事のモトのお写真、いいお写真です~美梅ちゃんの厳しい感じに、気をつけなきゃって思いました((>д<))
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ヨーロッパの童話とか子供の為のお話ってなんであんなに残酷なんだろうね~!日本むかし話にももちろんその手の話はあるけれど、数は少ないよね。
しかも最後に救いが用意されてないんだよね!現実的(^▽^;)
お化けなんかよりも人間や人間の実生活の方が恐ろしいことだらけなんだと、こうして子供の頃から知るんだろうね~!だからヨーロッパの子の方がませてるって言うか大人っぽいのかなぁ?
ノアゴン、美梅ちゃんの上手なお話ぶりにすっかりビビってたよ~(^w^)
火は怖い!子猫時代に蝋燭の炎で眉毛を焼いたノアゴン、身をもって知っているはずだよ(笑)
クワガタ、見たことは無いけどフランスにも居るらしいよ。
でもフランスでは、クワガタの頭をお財布に入れておくとお金が貯まると言って、頭だけ取ったりするんだって~(゜∇゜)
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さっすがシャオフー王子、ちゃーんと問題をかたづけてくれましたね!おばちゃんたち、怖い怖いで終わるのはやっぱりいやですからね(笑)
うんうん、ドイツの子供向けお話はほとんどディズニーが可愛く仕立てたとか聞きますもんね。教育的といえども、子供って経験があんまりないから想像力すんごく発揮するでしょ?そうするとトラウマ化しちゃう恐れもあるしね。。。。今の世の中、怖いことばっかだから、お話の世界ではもうすこしやわらかめに~かにゃ?
サンタさんちゃんと来てたのね♪
こっちの国でも大箱でやってきまーーす(汗)
壊されるよりはいいかもだね。
茶虎同盟、ミモベリも入会できるのかにゃぁ??
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あははー。覚えてる覚えてる( ゚∀゚)アハハ (以前、過去ログ全部拝見したのよw)
ドイツに限らず、民話とか、神話って、こういうグロ系多いよね( ̄▽ ̄;;
でも、切っても血が出ないというか、出てもインクというか、
消し炭になっても、もともと土偶だからダイジョブ的な雰囲気あるけど(゚m゚*)プッ
子供の頃さんざ読んだが、オトナが思うほど「残酷」って感じではなかったなぁ。
オトナとは知識の背景が違うから、感じ方も違うんだよね。
ただ、「危ない事すると、死ぬよ。」とか、
「肉も野菜も、食べ物はみんな生き物のカラダだよ。」とか、
「昔は、身の回りのモノの大半は、生き物のカラダだったよ」とか、
当たり前の事を「残酷だ」と云って、子供から遠ざけてると、
有り得ないような馬鹿やって死んだり、
オトナになってから、食の「残酷さ」にパニック起こしたり、皮製品に拒絶反応おこしたり、
逆に、熱帯雨林を乱伐した木材平気で使ったりするよーになる気がする(・・。)ゞ
いずれにせよ、死んだ者を生き返らせるのは、私は好きじゃないなぁσ(^_^;)ゴメンネ
ゲームとか、日本の漫画なんかもそうだけど、あれは良くない。
命はたったひとつ、一期一会だからこそ、最も尊いものなのに、
生き返ったら、命は「殺しても平気なもの」になってしまう(´・ω・`)
別の犠牲(クエスト)と引き換えに、生き返る物語も多いけどね^^
可哀想だからリセットしてやり直しのチャンスを…と考えるのも、
悲しさを感じられる、優しい心の産物だけどね。
死の絶対性と、それゆえの悲しみを知らなかったら、その思いやりも生まれないよね。