もしもネコの背中に羽が…

文豪には猫好きが多いというようなことを以前の記事(こちら)に書きました。
Haruki Murakamiが文豪かどうか、というより後世に名を残すような作家かどうか、について何年か前にドイツの文芸番組で議論されていました。
個人的には村上春樹、とても好きなので文豪でもそうでなくてもどちらでもいいのですが。
kotoraは「ノルウェーの森」を高校生のときに読んで、単にエッチ…と思っただけでそれ以来村上春樹はなんとなく避けていたのですが。仲の良いお友達に影響されて、彼が訳したレイモンド・カーヴァーを読み、それからジョン・アーヴィングを読み、それから村上春樹自身の作品も徐々に読むようになりました。
村上春樹だけはドイツ語にもほとんど訳されているので、周りの人(特に相方)にも積極的に布教普及活動しています。
村上春樹がネコ好きなのはもう火を見るより明らか(?)ですが。
アメリカの、ネコ関係の素敵な絵本や童話も村上春樹訳で読むことができるんです。
これは最近知ったことなんですが。
例えばこれ。


空飛び猫 (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル・グウィン


この空飛びネコシリーズ

ネコの背中に翼がはえていて、飛べるんですよ!
絵がまたいいんです。ぜんぜん違和感のない翼のあるネコの絵!
原作者のル・グウィンは日本でも映画化された「ゲド戦記」の作者でもあるファンタジー作家です。
kotoraはいまいちファンタジーにはなじめないんですが、このシリーズにはぐっときました。

帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン


素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン


空を駆けるジェーン (講談社文庫)/アーシュラ・K. ル=グウィン

と、全部で4つのお話に分かれています。
kotoraはどうしてもこれが読みたくて、最初無理して英語で読んだのですが、いまいちつかみきれず。
後に日本のお友達にこの村上訳をいただくことができ、この作品の奥の深さを理解できたのでした。
村上訳はどうしてもMurakami色が出てしまってそれがいやだ、という人もいるかもしれませんが。
kotoraは村上訳すきです。なんとなく安心感があって。しかも訳者の注釈付です。この注の部分で、村上氏がどうしてこういう訳にしたのか、とかが読めるんです。すごいサービスだと思います。
単なる翼のある猫のファンタジーではないんです。奥が深いんですよ。このお話。
表現も、そしてその訳も、やさしい感じがして気に入っています。
でも実際…小虎や美梅に翼があったら困るでしょうねえ。
あ、でも踏んだり蹴ったりの事故は起きなくなるか。
いやいやそういうことじゃなくて。
小虎なら茶トラ模様の羽?鷹の羽のような立派な羽?
美梅ならハリポタの白いふくろうのような黒い点々のついた白い羽も似合うかも。

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11 thoughts on “もしもネコの背中に羽が…

  1. kotora

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    やっぱり?Tinkさんも?そうよねえ。じゃないと春樹君は春樹君ていう名前にならないもんね。
    私も中田さんの大ファンです。
    やっぱり中田さんみたいにピュアじゃないとネコと話すのは無理かな。
    カフカも好きですが、短編も好きです。
    春樹君は黒猫だから、ジェーンのようなきれいな黒飛びネコになるね。

  2. Tink

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    やっぱり、この話題にいきましたねぇ・・・
    私も、春樹さん大好き。
    まだ、訳本は読んでないけど、ぜひ日本に帰ったときに探してみよう。
    私は、無難に「海辺のカフカ」とか、「ネジマキ鳥・・・」が大好きぃ~。
    オッテさんも春樹作品大好きで、いつもカフカ・・・の「ネコと話せる中田さん・・・」の話をするのが大好きです。

  3. kotora

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    その節は空飛びネコシリーズの邦訳、ありがとうね~!うれしかったです!
    みかんさんのイメージで小虎と美梅はどんな羽を持っているのでしょう?
    近所のネコさんはメインクーンかなんかでしょうかね!?

  4. みかん

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    空飛び猫シリーズ、以前より表紙がさらに素敵になっているんですね(^∇^)トラさんウメさんの羽があって空飛んでるイメージが昨日から離れません。相当可愛ぃい~☆彡最近、住居の近くに住む家猫ちゃんと知り合いになりました。長毛のトラ猫で、後ろからみると「たぬき」そっくり。「たぬきネコ」と命名し可愛がっています。

  5. kotora

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    読んでないんですよ。気になりつつも。
    アニメもありますよね。
    日本語訳があるんだ!知らなかった!
    ありがとうございます。
    今度日本から本を注文するとき買います!
    ゆむるたさん宅にもありますか!
    ふうたんに羽つけてみたくなりませんでした?
    (私は飾りで売っている羽をいつかつけてもらいたいと思ってるんです…)

  6. ゆむるた

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    我が家にも空飛び猫シリーズありますよ。
    かわいいですよね~(^^)
    ドイツで猫のベストセラーと言えば、
    アキフ・ピリンチ『猫たちの聖夜(原題Felidae)』も面白かったです。
    kotoraさんは読みましたか?

  7. kotora

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    村上龍のほうはあんまし私はダメなんです。本によっては暴力的過ぎて…。
    おし乃はんは村上龍のなに読んだの?
    泳ぐ猫いた?の?しらない~!
    兄さも大きな翼だったら飛べるかもよ!

  8. おし乃はん

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    ごめん~
    なんかすごいすっとぼけたコメントだわ^^;
    ぼお~~っとして書いてました~。。
    村上龍だっけ?とか思いながらかいて
    記事もういちど拝見して・・・ごめんね~~。。
    猫好きな作家さんって多いよね~。

  9. おし乃はん

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    丁度
    この方の本を読んだとこだった~
    名前・・・えっと
    なんだっけ?
    なんかおされ~な感じだった・・・ううう
    ノルウェーの森もそうだっけ?はやったよね~。
    余韻がなんともいえずいいです。
    泳ぐ猫もいたよね!
    でも飛ぶ猫ははじめて~~~。
    みい兄さははねあってもとべないだろうなあ^^;

  10. kotora

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    いつも早起きですね!
    この時期って時差が8時間なので、ちょうど私が寝ようかなあと思うころに日本の方々は起きるという感じですね。
    是非是非読んでみてください!
    ちょうど、出てくるネコたちもガッツ君たちと同じ兄弟ネコですよ。

  11. おかパン

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    本の紹介ありがとうです。
    ファンタジーものOKな私なので、読んでみたいと思います。ゲド戦記は読んでませんけどね。
    ネコに翼ね。うちのニャンズは、それぞれ首輪色の羽根にしていただこうかな。
    遠くから見たとき見分けがつくように。